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中高年の注目を集めている空手

空手
柔道と並んで日本のお家芸ともいえる空手。激しく打ち合うイメージが強いですが、型を中心に指導を行う中高年向けの道場も増えていて、シニア世代に注目されつつある武術です。中には中高年になってから始めて、人に教えられる師範の資格を取得する人もいますので、いつから始めても決して遅くはないスポーツのひとつです。


空手の中でも伝統派がおすすめ!

空手といっても実は様々なスタイルがあり、ひとつが、K-1などに参戦している選手が行っているようなフルコンタクト空手や、総合格闘技系などの激しく打ち合うスタイルのもの。代表的なものが極真空手で、道場も多いため、一度は見かけたこともあるのではないでしょうか。もうひとつが、伝統派と呼ばれる古くから伝わる伝統を重んじ、格闘技というよりも、型の美しさを追求するようなスタイルのもので、中高年が始めるならこちらの伝統派がおすすめ。代表的なのが5大流派と呼ばれる団体で、和道流、剛柔流、糸東流、神道自然流、松涛館があります。道場の看板などには必ず記載されていますので、チェックしてみるといいでしょう。

伝統派は伝統空手とも呼ばれ、古くから伝わる伝統にもとづいて稽古や試合を行っています。フルコンタクト空手との大きな違いは、実際に拳や蹴りを当てない寸止めを採用していること。中には、当てて止める「当て止め」と呼ばれる方法を採用している団体もありますが、多くが寸止めのためケガの危険が非常に少ないのが特徴です。

さらにフルコンタクト空手と違うのが、型を中心に稽古を行うという点です。戦う武術ではなく、伝統を継承することや、型の稽古を通じて礼儀や哲学について学ぶことを中心としていますので、打ち合うのが怖いという人にも抵抗なく始められるでしょう。

中高年から注目を受けつつある空手

空手というと、子供が心身の鍛錬として習うことで有名なので、大人になってもやっている人は、小さなころから続けている人ばかりというイメージですね。しかし最近は、健康のために中高年になってから始める人も非常に増えているのだとか。そのため道場の中には、中高年向けのコースを設定しているところもあり、ゆっくりとした動きや呼吸を意識した指導が中心となっています。

ゆっくりと腹式呼吸を繰り返すことは、加齢によっておとろえやすい横隔膜を刺激することができますので、セロトニンなどのホルモンが活発に分泌され、心地よくリラックスできるのだそうです。さらに、体内にたくさんの新鮮な酸素を取り込むことができますので、心肺機能の向上や免疫力強化にもつながるといわれています。

また、幅広い年代の人と接することで交友関係の幅が広がり、生活にもハリが出たという人も多いのだとか。やはり若い世代の人と接すると、新たな発見や刺激を受けることができますので、気分的に若返ることができ、様々なことに積極的になれるそうです。幅広い年代が同じ場所で稽古をする、空手ならではの魅力といえますね。

気持ち的に若返ることができると、色々なことに意欲的になれます。今までは、もう年だからとあきらめていたことにも、チャレンジしてみようという気持ちになり、どんどん生活が充実してくるでしょう。もちろん空手を続けて行くことで体力もついてきますので、よりアクティブになれること間違いなし。なんとなく家に引きこもりがちで、気分もふさぎがちという人は、ぜひ一度、道場を見学に行ってみてはどうでしょうか。もしかしたら、人生を一変させる出会いとなるかもしれませんよ。