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つらい筋肉痛の対処、予防法

筋肉痛
運動不足の人手も、体を動かすこと自体はそれほど苦痛ではないかもしれません。意外と汗をかくのは気持ちがいいものですし、ゲーム性のあるスポーツなら勝敗などで夢中になれるはず。しかしその後に待っている、筋肉痛のことを考えるとやはり憂鬱になりますね。

体を少し動かしただけでも鈍く痛みが走り、何をするのにもゆっくりになってしまいます。そんな嫌な筋肉痛ですが、健康体に近付くには乗り越えなければいけない道。少しでも痛みを軽くしたり、予防する方法はないのでしょうか。


筋肉痛と原因

意外なことに、これだけ医学の研究が進んでいる現代でも筋肉痛がなぜ起こるのかという明確なメカニズムは解明されていません。おそらく関係があるであろうという要因はいくつかあげられているのですが、確実にこれが原因と言い切れるだけのものではないのだとか。

現在考えられている要因のひとつが、運動をすることで筋肉のなかにたまっていく乳酸などの疲労物質。これが痛みを引き起こすのではないかといわれています。しかし最近の研究によって、乳酸は疲労物質ではなく筋肉の回復を促す物質だともいわれ始めました。そのため回復させるための物質が、果たして痛みを引き起こすのかどうか、研究が続けられています。

そして筋肉自体の細かい損傷が原因であるという説。筋肉は大きな力で収縮を繰り返すと小さな断裂を起こすことがあります。とくに日頃運動をしていないような人の筋肉は凝り固まり、柔軟性が低くなっているため突然激しく体を動かすと細かい傷がたくさんでき、それが炎症となって痛みになるのではないかとも考えられています。

最後は現在最も信ぴょう性が高いともいわれている、修復するときの炎症が原因であるという説。例えば古くなった家をリフォームする場合、まず弱くなった壁や柱を壊してから新しいものを建てますね。それと同じことが筋肉のなかでも行われているといわれており、激しい運動でボロボロになってしまった筋肉の繊維は一度分解されてから新しくより強固な繊維に作り替えられるんだそうです。その分解されるときに起こる痛みが、筋肉痛なのではないかといわれています。筋肉痛は普通、運動をした翌日や翌々日といったように遅れてきます。分解されることが原因ならば遅れて痛みが発生することも説明がつくため、有力視されているようですよ。

筋肉痛の対処法、予防法

筋肉痛の対処法は、様々なものがあります。基本的には痛みの原因は炎症によるものだとされていますので、炎症を抑える作用のある塗り薬や湿布が効果的といわれているよう。ほかにも入浴やマッサージをし、血行をよくすると痛みがやわらぐともいわれています。そしてあえて体を動かすことで痛みがやわらぐこともあるそうです。ただ動かし方によっては悪化させてしまうこともあるため、痛みが増すようならば中止しましょう。

そして筋肉痛がそもそも起こらないよう予防するためには、運動直後のケアが大事。運動直後で痛みが出ていないときは、筋肉を温めて血液の循環をよくし回復を促します。40度ぐらいのぬるめのお湯に、15分以上つかる方法がおすすめ。ただ運動直後であっても炎症が起こり、痛みが出ている場合は温めるのは逆効果。そのときはアイシングなどでしっかりと冷やし、痛みが引いて来たら温めるようにしましょう。筋肉痛を予防するには、痛みが出る前にしっかり筋肉を温めて血行を促進させることがカギです。おそらくゆっくりと入浴するだけでも、痛みの程度に大きな違いが出るはずですよ。

運動をするうえである程度は仕方のない筋肉痛。普段の運動不足がたたった結果とはいえ、できれば痛みの程度は軽くすませたいはず。予防法のカギは運動直後にありますので、ぜひあらかじめ予備知識をつけておき、運動したときには実践しましょう。