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クセになりやすい、肉離れの対策と予防

肉離れ
スポーツと故障は切っても切れない関係にあります。世界や国内の第一線で活躍するプロスポーツ選手でも故障はつきものですね。故障が原因で長い休業や引退を余儀なくされた選手は、大勢存在します。

そのなかでも完治するまでが長いうえ、クセになりやすいのが肉離れ。激しい痛みをともなうこともあり、できるだけしたくない故障のひとつですがどういった原因で挽きおこるのか。またもし肉離れを起こした場合の対処法、予防法などを知っておきましょう。


肉離れと原因

肉離れとは筋肉の部分断裂のことで、肉離れというのは俗称。正式には「挫傷(ざしょう)」というようです。言葉の印象からすると、筋肉が骨からはがれて起こるケガという感じですが実際は筋肉が部分的に断裂、つまり切れてしまった状態のことです。そのため強い痛み、はれや内出血を起こします。その痛みはとても強いもので、起こした直後は立ち上がれないほどなのだそうです。また一度断裂した部分はクセになりやすく、完治したあとも同じ場所が繰り返し断裂することも多いのだとか。プロ選手のなかでも肉離れに悩まされている、という選手は多いそうです。

肉離れは「踏ん張る動作」や「切り返しの動作」をする、瞬間的に発生することが多いです。筋肉が急激な収縮に耐え切れずに断裂してしまうことが原因で、筋肉に柔軟性がないと起こりやすくなります。そのため引き起こすのは筋肉も骨格も完成された高校生以上の人に多く、20歳を過ぎてからの発生確率は右肩上がりになるのだとか。そのため中高年は肉体的に肉離れを起こしやすくなっており、気を付けなければいけないのです。

肉離れの対処法、予防法

もし肉離れを起こしてしまった場合、まず応急処置として患部を冷やすことが先決です。内出血をともなうことも多いため冷やしつつ圧迫し、心臓よりも患部を高い位置に保ちましょう。断裂がひどくなければアイシングをしたまま痛みが引くのを待つのもアリですが、初めて肉離れを起こした場合や痛みやはれがひどいなら医療機関へかかりましょう。とくに中高年の場合はしっかりと治療するため医療機関に受診するのがベストです。応急処置だけで痛みは引いたとしても、実はしっかり治癒していないことがあります。そうすると同じ部分が繰り返し肉離れを起こすこともあるため、最初にしっかりと治療しておくことが大切です。

そして肉離れを予防するには、筋肉の柔軟性を高い状態に保っておくことが大事。趣味でスポーツをしているなら準備体操や事前のストレッチをしっかり行い、激しい運動にも耐えられるよう筋肉をほぐしておきましょう。さらに運動後もしっかりとストレッチを行い、クールダウンさせること。運動前後のストレッチは筋肉痛の予防などにも効果があるといわれていますので、ぜひ忘れずに行ってください。

また肉離れを起こすケースで多いのが、日頃運動不足の人がいきなり激しく体を動かしたとき。子供の運動会の保護者競技で頑張り過ぎてしまったり、一念発起して運動を始めたときなどに起こりやすいです。日頃運動不足の人は筋肉がおとろえていたり、柔軟性がなくなっていることが高いので本格的に体を動かす前にストレッチで少しずつ柔軟性を高めてから挑戦するのがおすすめ。子供の運動会でいいところを見せたいのなら、かなり前々から準備をしておくようにしてください。

肉離れはときに普段から体のケアをおこたらないプロでも起こす可能性のある故障ですが、日頃の心がけ次第でかなり起こす確率は低くできます。とくに中高年の場合、加齢で潜在的に肉離れを起こしやすくなっていますので、ぜひ運動前後のストレッチを忘れずに行いましょう。